サバンナのお騒がせもの
2018/02/20
サバンナエリアには3頭のチャップマンシマウマがいます。年齢順にアイ(18歳♀)、シマシマ(16歳♀)、チビ(10歳♂)です。
普段の3頭の生活を少し紹介します。オスのチビがメスのシマシマやアイに「あそぼーっ」と言わんばかりに近づくことがありますが、「やめて!」とメスの2頭からは、顔をそっぽ向けられたり逃げられたりと、チビを避けてばかり。それでもチビがあきらめないと、最後には後ろ足でキック!シマウマのキックは野生下でも肉食獣に重傷を負わせるくらい強烈で、その時はさすがにチビも諦めます。
また、シマウマはとても臆病な動物で知られていますが、本当にその通りで3頭とも物音や視界に急に人が見えたりすると、驚いて猛ダッシュで逃げます。パドックで猛ダッシュすると、そのあまりの勢いに危険を感じたカピバラ達が一斉に逃げ出して、遠くからしばらく様子を見ているなんてこともあるんです。
そんな日々を過ごしている中でも、エサの乾草をカピバラと仲良く食べたり、キリンとじゃれあったりとかわいい一面も見ることができます。チャップマンシマウマはサバンナエリアでご覧いただけます。ぜひ、3頭のやりとりを見に来てください。