命名『アブ』 (シロオリックス)

2018/04/19

生まれたばかり
生まれたばかり

1月2日シロオリックスの『アキナ(メス)』と『ブッシュ(オス)』の間に『アブ(メス)』が生まれました。
出産当日、生まれるかもしれないということでパドックには出さずに観察していた所、『アキナ』の異変に気づき寝室に移動させました。すると、すぐに陣痛が始まったようで座ったり立ったりを繰り返し、破水。
もう生まれるかも!?と私も緊張しながら見ていましたが、それから生まれるまで1時間。心配だったため、とても長く感じました。無事、『アブ』が生まれてすぐに母親が赤ちゃんを舐めてあげている姿を確認し安心しました。

『アブ』はきれいに舐めてもらうとすぐに立ち上がろうと踏ん張ってはこけてを繰り返していましたが、次の日には立って歩いている姿を確認することができました。

その後は、『アキナ』にお乳を沢山貰ってすくすくと成長し、晴れた日には室外にある予備パドックで青空を体験したり、家族以外のシマウマと対面したりと色んな初めてを少しずつ経験していきました。
そして、3月21日にはパドックを元気に走り回る姿を皆様におひろめし、4月8日には『アブ』という、とても素敵な名を命名して頂きました。

当初生えていなかった角も今では見違えるほどの長さに伸び、体の色は全身茶色からシロオリックス特有の白が目立つようになってきました。ですが、まだまだ子供で、来園者の方にも一目で見つけて頂けるはずです。
シロオリックスの『アブ』は午後1時頃からパドックに出ています。
『アブ』の成長する姿を沢山の方に見て頂きたいと思っていますので、ご来園を心よりお待ちしております。
*なお展示の時間は天候や動物の都合により変更または中止する場合がございます。ご了承ください。

予備パドック体験
予備パドック体験
寝室で授乳タイム
寝室で授乳タイム
家族仲良くご飯
家族仲良くご飯