カピバラ赤ちゃんぞくぞく

2019/07/23

最近生まれた子はみんな仲良し
最近生まれた子はみんな仲良し

サバンナエリアはたくさんのカピバラが過ごしており、毎年この時期は赤ちゃんカピバラが続々と誕生しています。カピバラは1年を通じて繁殖しますが、比較的暖かい時期のほうが出産は多いように感じられます。

とくしま動物園のカピバラは、パドックのあちらこちらにある小屋での出産が多く、6月20日生まれの赤ちゃんもお昼のエサやりをしている前の小屋で生まれました。個体差はありますが、生まれてから1週間ほどでお母さんと一緒にパドックを歩き回れるようになります。今では、今回の赤ちゃんカピバラもほかのカピバラとじゃれたりと動きも増え、行動範囲も広がってきました。お昼のエサやりの時にも、大人に交じってエサを食べる姿を皆様にも観察して頂けると思います。赤ちゃんカピバラは、お母さんと離れても鳴き声でお互いを認識し、すぐに見つけ出します。そのときは、お母さんが『キュルキュルキュル』と鳴き、あかちゃんは『ピーピー』と答えています。呼び合って親子が一緒になったりするのを見ていると、とてもほんわかして心が和みます。

また、お母さんカピバラは赤ちゃんの子育てを別のお母さんカピバラと協力しあい、お乳も分け隔てず自分の子供でなくとも与えています。この共同での子育てがカピバラの繁殖が続いている大きなポイントになっていると思います。

カピバラのエサやりは、13時過ぎからフラミンゴ横のウッドデッキの下で行っていますので、ぜひお越しくださいませ。

なおエサやりなどの時間は天候や動物の都合により変更する場合がございます。ご了承くださいませ。

もう乾草だってたべれるよ
もう乾草だってたべれるよ
とっても狭い場所は小さい子達が集まる場所
とっても狭い場所は小さい子達が集まる場所